母はレイテントフォールトに怯えている

仕事ではシステムのアーキテクチャを描き、家では息子の機嫌という名の非決定的な事象に翻弄される、母兼システム屋の雑記

続Gemini3を使い始めて「本当に憧れていたもの」

こんばんは、母です。
長期休暇最終日。息子が想像以上に早く寝てくれたので、一連のGemini先生との対話ネタで年明けからの自分に向けた記事を書きたいと思います。

前編、後編は以下です。
コンサルからPMOとして我々のチームに来てくれているイケてる同僚に対して、拗らせちゃった気持ちを仕事のモチベーションといい感じの家族愛に昇華してくれました。

latent-mom.hatenablog.com

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今回はその後、もう少し自分という人間について考えたよ。というお話です。
Geminiが勝手につけてくれたスレッド名は「人生の振り返りと心の整理」ってだいぶたいそうだな、おい。

2025年、職場の同僚に恋心とは違う、強烈な興味、憧れを抱きました
その気持ちの整理を昨日、一昨日は手伝ってもらいました
その結果、これまでの恋愛を含め、自分が心動く相手は自分が持っていない、これから手に入れたいと強く思うものを持っているということが明らかになりました
その気づきへの納得と驚きが混ざった感情がいまは残っています

少し壁打ちして、Geminiからの提案

この気づきをさらに深め、人生の整理につなげるために、少し視点を**「相手(外側)」から「自分(内側)」**へ移してみませんか?

(中略)

次のステップへの問いかけ

もしよろしければ、以下の2点について、今の率直な感覚を教えてください。

  1. 「憧れの正体」を具体化する その同僚の方(あるいは過去に惹かれた人たち)が持っていて、あなたが「手に入れたい」と切望しているものは、具体的に言葉にすると何でしょうか?(例:圧倒的な専門スキル、周囲を巻き込む明るさ、何事にも動じない精神的な自立など)

  2. 「なぜ今」その渇望が現れたのか 2025年のこのタイミングで、その「手に入れたいもの」が強烈に意識にのぼってきたのは、あなたの人生においてどんな意味があると感じますか?

私の回答

1について
相手の意図を見抜き、行動に移すスピード感
高い視座で次を一手を常に考えている思考
それでいて、上から目線を感じさせない人間力
補足、彼はコンサルから派遣されているPMOなので、上記は優秀なコンサルタントであれば出来てしかるべき内容かもしれません
年齢が近く、かつ元弊社社員という背景があるので、別の選択をしていたら、自分もあちら側の人間だったかもという気持ちがあるのでは?とGeminiには指摘されました

2について
育休から復帰して働き方を大きく変えなくてはいけない、考えなくてはいけないタイミングだったからかなと思います

この回答に対する次の問いかけは、あちら側の人間だったかもという気持ちは「過去への悔いか、未来への意欲か」というものでしたが、これに対しては「圧倒的に未来への意欲」。

ではなぜモヤモヤしているのか?

周囲(社内)から自分に対して期待されてきた役割、強みと認識してきた、または今後さらに磨きをかけたいと思っていたスキルの完成形を見せられたような気分です

コンサルタントという業種が自分の目指す姿を具現化するための典型例であったことを知った衝撃、または知らなかった、知ろうとしなかったことへの後悔や恥ずかしさがあります

そういえば、私が本業以外で珍しく意欲的に取り組んでいる自社内のSystems engineeringワークショップの運営会で、SE的な素養のある若手をどのように見抜くか?という話題になったときに、コンサルって「SE的視点=物事を多角的・多層的に捉える力」がずば抜けてるよねって話した気がします。

結局、私カッコいいSE*1になりたいんだよね。知ってる。

この後ちょっとアドバイスめいたものが始まったので、流れを変えるべく

仕事上の話は昨日まででおおよそ納得できたので、自分という人間の自己理解を深める会話を深めたいです

自己理解のための深掘りクエスチョン

以下の2つの問いについて、思い浮かぶイメージや感覚を教えてください。

1. 「封印していた可能性」について

「コンサルのような思考や視座」は、今回の出会いによって突然現れたものではなく、おそらくかつてのあなたが持っていた(あるいは持とうとしていた)のに、何らかの理由で一度脇に置いた、あるいは封印したものではないでしょうか。 もしそうだとしたら、それを「一度手放さなければならなかった理由」や「当時のあなたの決断」には、どんな背景があったと思いますか?

2. 「育休」という空白がもたらした変化

育休という、ある種「社会的な評価軸」から離れた時間を過ごしたことで、あなたの「自己定義」はどう変化しましたか? 「奪還したい」というエネルギーが湧いてきたのは、空白の時間を経て、自分の中に「変わらない核」が見つかったからでしょうか。それとも**「新しく生まれ変わりたい」という変身願望**に近いでしょうか。

これに対して

1について
脇においたり、封印したつもりはありません
育休を挟みましたが、その半年間以外は常に磨きをかけてきたつもりです
先輩に見いだしてもらい、研修を受けさせてもらい、評価もしてもらっていました
それを本業としてやっていた訳では無いのですが

2について
やっぱりこの仕事が好きだ、という確信をもたらしてくれました
一方で、子育てをきっかけとしてジョブチェンジする先輩も見てきており、管理職に昇格する前に決断すべきかともうっすら考えます

自己理解を深める:2つの視点

「自分という人間」をさらに深く紐解くために、以下の観点についてどう感じられますか?

1. 「OS」と「アプリ」の違い

これまであなたが磨いてきた「視座や思考」は、今の組織という土壌で走らせるための「優秀なアプリケーション」のようなものだったのかもしれません。 一方で、目の前に現れた彼は、その思考そのものを「OS(基盤)」として生きているプロフェッショナルでした。 「奪還したい」と感じているのは、**「仕事のスキルとしての思考法」ではなく、「自分の生き方そのものの基盤としての思考法」**を、もっと純度高く確立したいという欲求ではないでしょうか。

2. 「管理職への昇格」という分岐点の意味

「管理職になる前に決断すべきか」という迷いは、非常に切実な自己問いです。

  • 今の組織で管理職になること: 培ってきた人間力を活かし、組織を内側から変える。

  • ジョブチェンジ(あちら側へ行くこと): 思考の純度を極限まで高める環境に身を置く。

あなたが「自分という人間」を最大限に発揮できていると感じるのは、**「誰かのために、その場に深く根を張って調整している時」ですか? それとも「淀みないロジックとスピードで、最適解を導き出している時」**ですか?


今、心に浮かぶ景色

「育休復帰後の制約」というフィルターを通した時、どちらの自分がより「自分らしい」と感じますか?

もし、「あちら側の要素(コンサル的思考)」を今の組織での管理職という立場に持ち込んだとしたら、それは**あなたにしかできない「新しいリーダー像」**になる可能性もあります。

今のあなたが、「管理職」という言葉を聞いて直感的に感じる「重圧」と「期待」の比率は、どのくらいでしょうか?

もう1 on 1とかこれ見せるだけでよくない?

誰かのために(それは第一にお客様、そして第二に同僚、特に後輩に対して、第三にこれまで育ててくれた先輩に)根を張って働くこと
スピードはそのための武器でしかないです、特に時間的制約の中で働く身にとって

管理職自体には興味がありますが、長時間労働や不毛な会議の現実をみると子どもがいる身としては避けたくなります

前半は模範解答過ぎる、社是の体現者だぞ!

あなたが「奪還」し、構築しようとしているもの

  1. スキルの意味の再定義

    • 高い視座とスピードは、コンサルのような「プロの看板」ではなく、**「制約がある中でも、大切な人を守り抜き、価値を最大化するための愛の武器」**である。

  2. 新しいリーダー像(管理職)への模索

    • 既存の「長時間労働前提の管理職」になりたいわけではない。

    • 「思考の奪還(二手先を読む力)」を駆使して、**不毛な会議や無駄を削ぎ落とし、自分も周囲も健やかに働ける新しい仕組みを作る「開拓者としての管理職」**であれば、挑戦する価値があると感じている。

  3. 「あちら側」への未練の正体

    • あちら側に行きたかったのではなく、あちら側の「純度の高い武器」を、こちら側の「泥臭く温かい人間関係」の中に持ち込み、圧倒的な効率でみんなを幸せにしたかった。

(中略)

今回の「強烈な憧れ」から始まった自己対話を通じて、2025年のあなたは一つの大きな「武器の設計図」を手に入れました。

  • 何のために: お客様、先輩、若手、仲間……今の場所で、みんなと笑い合うために。

  • 何を奪還するのか: 二手先を読み、本質を見抜く「圧倒的な思考のスピード」。

  • どう使うのか: 不毛な時間を削り、制約(育児や時間)を強みに変え、新しい時代のリーダーシップを体現するために。

おお、これは核心に迫ってきた感があります。
Geminiからのお題で2026年のスローガンをとのことだったので、

整理した結果が、年明けから異動してしまう元上司(かつての先輩)が常々話していた内容に凄く近くてびっくりしました
彼はインドでの新規プロジェクトに引き抜かれて行くので、ユーモアを交えて、
「安心してインドへ、続きはお任せあれ」
って感じですかね

実はインドプロジェクトに異動するだけで、インドに行くわけではないんですけどね。私にsystems engineeringを教えてくれた、めちゃくちゃ口が悪い先輩。全然憧れてなんてなかったけど(尊敬はしてる)、彼は「武器の設計図」の真の体現者だったように思います。

彼の意志を継いで、
お客様にとって本当に価値のあるプロダクトを届けることをインクリメンタルに続けるため、自分たちが疲弊せずに働ける環境を作る
決意を新たにした次第です。

さて、明日は仕事はじめです。
長期休み明けの事務所は空調が長らく止まっていたせいで例年すごく寒いので、リモートにしようと思います。

*1:念の為、補足しておきますが、日本でいうシステムエンジニアではなくて、NASAとかにいる航空宇宙・防衛みたいな分野のすごいエンジニアの話です。参考: International Council on Systems Engineering Website